お知らせ
裏技
最近、SNSを見ているとこのような手書き風の広告を
よく見かけます。
広告と気が付かずつい読んじゃうから、広告として
優秀かもしれないけど、騙された気分にもなるから
プラマイでマイナスな広告なのでは?
で、私がつい読んじゃった上の広告なんですけど
ちょっとツッコミどころがあるので書いていきます。
痛みまくった髪の毛を生き返らせる裏技と書いて
いますが、髪の毛は元々死んだ細胞なので生き返ら
せるという表現はおかしいし、ダメージ毛が元の
健康毛に戻ることは絶対にありません。
・シャンプー前にブラッシングをする
ここで何度も書いていますが、髪は摩擦に激弱なので
ブラッシングはせずに、シャンプー前は粗歯コームか
手ぐしで毛先の絡まりをとる程度でOK。
そもそもブラッシングをする事と髪のダメージ回復に
どのような関係があるの?
・お風呂上がりはミルク→オイル
過剰なヘアケア剤の使用は、髪が乾きにくくなり
長時間のドライヤーが必要になるので、余計な熱に
よるダメージを受けるだけ。
・ドライヤーは上から下に当てる
キューティクルを整えるという意味では正解だけど
ボリュームのない細毛や軟毛の場合は必ずしも正解
とは言えないし、これもダメージ回復とは関係なし。
・タンパク質を摂る
これは少し笑っちゃった。
肉や魚を食べて髪の毛のダメージが回復したら
それはもはや人間ではない。
・ナイトキャップをして寝る
摩擦や乾燥を抑えるという意味では、一定のメリット
はあるけど、そこまで劇的な効果はないと思う。
むしろ素材によっては、蒸れによる頭皮ダメージの方
が心配かな。
・ケラチン×ビオチン配合のシャントリを使う!!
これがこの広告で伝えたい1番大事な部分ですね。
一般的な加水分解ケラチンや、特殊な加水分解をし
抽出する髪のケラチンとよく似た「活性ケラチン」や
「生ケラチン」と呼ばれるものを髪に浸透させたと
しても、S-S結合はしないので髪のダメージ修復は
できません。せいぜい1〜2週間髪の内部に吸着して
いるだけなので一時的な補修、補強です。
髪の毛を生き返らせる裏技(笑)っておそらく、髪の
ダメージ修復って意味だと思うけど、それだったら
美容メーカーのミルボンと新井幸三博⼠が開発した
S-S結合するケラチン「S-カルボキシメチルアラニル
ジスルフィドケラチンタンパク質(CMADK)」が
配合されていれば、髪の修復と言っても過言でない
効果があるけど(本当に少しずつ)、この広告を
出しているメーカーの商品には配合されていない
ので無理です。(特許成分だから)
結局ほぼほぼ全否定しちゃったけど、騙されて
広告を読んじゃったモヤモヤ感は解消されたから
まぁ良いか。


