お知らせ
平成

あと数日で平成が終わります。
年号はややこしいとか仕事で使いにくいとか
いろいろ賛否がありますけど、年号が変わる時に
一旦立ち止まり、時代を振り返れる事が西暦には
ない素晴らしいメリットのような気がします。
美容師として平成を振り返ると…
私が店をオープンする時(平成13年)は完全予約制で
マンツーマン対応の貸し切り美容室なんて
宮城野区はおろか仙台市にもほとんどなく、
スタッフが4~6人の店が多かったような気がします。
その後、消費増税、リーマンショック、緊縮財政、
行き過ぎたグローバリズム、市場原理主義による
構造改革などでデフレが続き、国民の所得が20年で
約120万円も減り格差もどんどん広がりました。
そんな中、もともと需要より供給(店舗数)が多い
美容室は過激な値下げ競争を始めました。
当然の結果、資本力の大きいチェーン店と
ウチの店みたいな値下げ競争をしない(できない)
小型店が生き残り、スタッフ数4~6人の中型店は
軒並み閉店。
そして単価より回転数を重視した千円カット店の台頭。
一向に終わらないデフレのせいで未来に希望が持てず、
人や設備に投資ができないので下がる求人率&技術力。
…あれ?なんか書いてて嫌になってきた(笑)
まぁそんな感じの平成ももうすぐ終わります。
どうか令和は明るい時代になりますように。
詰替え用ボトル

今日はシャンプーの詰替え用リフィルを
お使いの方にオススメの容器と注意点を書きます。
オススメの容器はこれ↓(クリックで拡大)
100円ショップのSeria(セリア)で売っている
広口ポンプボトルです。
これはその名の通り広口なので詰替えも、
掃除も簡単にできます。
特に掃除が簡単にできるってことが重要で
手やスポンジを突っ込んでゴシゴシ洗えるから
常に清潔に使用できます。
あと100円なので気軽に交換できるのも良いですね。
次は詰替え用リフィルをお使いの方への注意点。
まずはボトルは必ず2つ用意すること。
これは使い終わって掃除をしたら必ず完全に
乾燥させてから使用しないと残っている水が
腐りかなりマズイことになります。
2つあると交代で使えるので便利です。
あとボトルに入れる量は半分までにすること。
詰替え用シャンプーを使っていて、最後の方が
水っぽくシャバシャバになった事ありませんか?
あれはいろんな原因でなるのですが(水が入る、
成分分離、防腐剤の変質など)とにかく
シャンプーが水っぽくなったらすぐに使用を止めて
新しいシャンプーを使いましょう。
なので一回に入れる量を少なくして頻繁に
入れ替えたほうがシャンプーの劣化を防げます。
ではでは。
距離感

前に接客業について書いた時、自分がされて
嫌なことはしないと書いたのですが、
私の場合は店員さんにグイグイ来られるのが
メチャメチャ苦手です。
入店5秒でピタッと張り付かれたり、
欲しくない物やサービスを勧められたり。
なので私はお客様との距離感を大事にしています。
マンツーマンの美容室って聞くとなんか
ずっと付きっきりなイメージがありますが
私は結構お客様をほったらかしにしています(笑)
多分その方が楽なお客様が多いと思うし。
会話も無理にしません。
若い時は会話が途切れた時の空白時間が怖くて
一生懸命喋っていましたがなんかそれって
自分もお客様も疲れるんですよね。
あと、店で販売しているシャンプーなんかも
お客様から「何か良いのないですか?」と
訊かれるまでこちらから薦めるってことは無いです。
結構長くなったので今日はこのへんで止めますが
そのうちグイグイくる美容師のかわし方なんかを
書こうかな?