お知らせ
ハードル上げすぎ問題
米ドラマに出てくる女性弁護士ぐらい自信満々に
高い技術力をアピールし、当店なら必ずあなたの
願い通りのヘアスタイルを提供できます的な事を
オフィシャルサイトやフリーペーパーに書いちゃう
美容室をみつけると他人事ながらそんなに自分で
自分のハードル上げちゃって大丈夫?って心配に
なります。
人は体験する前に期待値が上がれば上がるほど
結果に対して「感動」が少なくなります。
良くて当たり前。だってそう書いてあったし。
みたいな感じで。
それどころか本来なら全然OKなレベルの仕事でも
ガッカリされる可能性が高くなります。
それってかなり店が損している気がします。
初体験時の感動って凄く大事で、その感動が
大きければ大きいほどリピート率が上がり
常連さん(ファン)になってくれます。
なので最初はあまり期待させないってのが
感動を大きくするコツなんじゃないかな?
今日の格言
「ハードルとまつ毛は上げすぎない方がいい」
個人差
スマホのニュースアプリで記事を読んでいると
「毎日使うだけで白髪が気にならなくなる」とか
「使えば使うほどクセ毛が気にならなくなる」みたいな
広告をたまに見かけます。
注目ポイントは「気にならなくなる」という言葉。
どのくらいの効果で白髪やクセ毛が気にならなく
なるのかなんて人によって全然違います。
まぁ簡単に言うと「効果には個人差があります」と
同じで、曖昧な表現で逃げ道を作っている
ずるい広告ってことです。
こんな広告で宣伝しているインチキ商品を買うぐらい
ならびっくりドンキーでチーズバーグディッシュでも
食べたほうがよっぽど幸せになれると思います。
※チーズバーグディッシュで幸せになれるかは個人差があります
厳密に言えば
『HAIR PEPPINOはプライベートヘアサロンです。
全ての施術をひとりのスタイリストが担当いたします』
って店のサイトのトップページに書いていますが
厳密に言えば実はちょっと違います。
カラー剤と縮毛矯正剤の塗布は二人でやります。
どうしてかと言いますと、一人で塗布すると
どうしても時間がかかり、最初に塗った場所と最後に
塗った場所の薬剤の反応に差が出てしまうからです。
つまり薬剤の塗布はスピードが大事なんですね。
ロッド巻きや縮毛矯正のアイロンなんかは逆に
時間がかかっても一人でやった方が良いと思います。
ロッドを巻く時のテンション(引っ張る力)や
アイロンのやり方なんかは人によって違いますから。
最近新規のお客様が多いので「あれ?全部一人で
やってないんじゃ…」と思われた方もいるかも
しれないので一応理由を書いてみました。